オーケストラプロジェクト2017において
「春山白雨」
Storm of spring mountain
を発表いたしました
オーケストラプロジェクト2017において
「春山白雨」
Storm of spring mountain
を発表いたしました
2017年11月17日(金)
クリックすると拡大します
クリックすると拡大します
オーケストラ・プロジェクト2017 『響生』~生命の音、時空を超えて~
開催日 : 2017年11月17日(金)19時開演(18時30分開場)
会場 : 東京オペラシティ コンサートホール
【曲目】
平井正志 「春山白雨」(初演)
国枝春恵 弦楽器、打楽器と尺八のための音楽(初演)
鈴木理恵子 写楽 ―鼓、尺八とオーケストラのための―(初演)
石島正博 「交響曲」(初演)
【出演】
指揮 : 杉山洋一
独奏
打楽器:會田瑞樹(国枝作品)
尺八:坂田誠山(国枝作品)
鼓:望月太左衛(鈴木作品)
尺八:竹井 誠(鈴木作品)
管弦楽 : 東京交響楽団
通算32回目の公演となる今回は、『響生』 ~生命の音、時空を超えて~」の言葉のもとに、それぞれが自らの創作活動における新しいパラダイムの提言を目指しています。
『響生』は、日本や人類という言わば限られたトポスや分類を超えた、さまざまな生命が響き合う場所、概念を意図した造語であり、現在の地球上で、異なる人種、宗教感の対立、人権侵害や広がる経済格差、気候変動やエネルギーなどの環境問題、自然破壊と多くの絶滅危惧種、あるいはSingularity(人口知能が人類の知性を超える日)やクローン技術などが現実問題となっている今、わたしたちは作曲家として何をやってきて、何故に、何処に向かって作曲するのか、という問いに答えるべき言葉を探して考えたものでした。
オーケストラは言わば響きのモザイクです。わたしたち一人一人が創り出す交響の世界を一人でも多くの方々に届けたい。互いの価値観を超えた生命に共感する音を、音楽を、わたしたちは紡ぎたい。そんな願いをわたしたちは共有しています。